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ウッドデッキちょっと一息、ウッドデッキと木の豆知識

ウッドデッキは合成木材とハードウッドとレッドシダーと防腐処理材とどれがよいか:
日本にウッドデッキ用材として初めてエクステリアメーカーの工業製品として住宅用に販売された木材はカナダ産のウェスタンレッドシダーでした。それ以前から官公庁や専門業者ではハードウッドや加圧防腐処理された木材は扱われていましたが、一般の方にカタログに掲載する商品として大々的に販売されたのはこの木が最初でした。この木はカナダやアメリカではウッドデッキ用材や室内の壁板として人気のあった木材ですが耐朽性が高く、狂いが少なく、軽くて加工がしやすく、熱伝導率も低く夏でも冬でも裸足でウッドデッキの上に出ても気持ちの良い理想的な木材でした。しかし白蟻には弱いことや、メンテナンスが必要と言うこともあり、官公庁関係や大規模な店舗で使われていたハードウッド(英語の本来の意味は広葉樹ですが、日本では熱帯雨林の硬い木のことを言います)が住宅にも使われるようになりました。オーストラリア産のジャラ、ブラジル産のイペ、ボルネオ産のウリン(アイアンウッドとも言います)、同じくボルネオ産のセランガンバツ(通常バツ材と呼ばれています)等が主な木材です。それぞれの木にはそれぞれの長所欠点がありますが、最近は抜群の耐朽性でメンテナンス不要でささくれが少なくクレームのないウリン材は官公庁民間とも増加しています。最近特に増加している素材として木粉とプラスチックを混ぜ合わせて押し出し成型した合成木材があります。これは完全な工業製品となりますので、木材のように木によって色や柄に違いがあるとか、設置後のひび割れがなくメンテナンスが不要と言うことでエクステリアメーカーを主に販売を伸ばしています。しかし反面、木材とは違う欠点もありこれからの改良が必要な素材と言えます。

これらのことをまとめますと次のようになります。

ウェスタンレッドシダー:ウッドデッキの定番商品として日本中どこでも入手が可能、軽くて加工しやすいのでDIYに向いている。耐朽性はそこそこあるがノーメンテではないのでメンテナンスが必要。

ハードウッド:木材としての雰囲気も重厚でありメンテナンスが不要。加工が困難なのでDIYには向かないが業者施工のオーダーメイドウッドデッキとしてはベストチョイス。しかしハードウッドでもそれほど耐朽性のないものもあるので材種は選ばねばならない。ウリンは抜群の耐朽性はあるものの、樹液がアリカリ反応でセメントやコンクリートを汚すので場所によっては使えないところもある

合成木材:ノーメンテ商品として人気があり、エクステリアメーカーの代理店が施工するので安心。しかし材料の融通性が悪く、完全別注は困難。夏場は熱くて裸足では歩けない。変色は少ないが、数年後の変色はあまり良い色ではないので雰囲気的にはハードウッドより劣る

防腐処理木材:防腐剤を圧力罐の中で加圧処理した材で安くて耐朽性がある。しかしホームセンターで販売されているSPF材に加圧したものはほとんど中には入らず、早期腐朽を起こすので要注意。水が主成分の防腐剤を無理やり木の中に注入するので、設置後の狂いやひび割れが発生しやすく、アメリカやカナダでは最も販売量が多いにもかかわらず、日本では販売量は比較的少ない。